ネットに刻まれた逮捕歴・罪状と、一生続く贖罪のリアル 「自業自得か、やり直しの権利か」
❌ 1. 犯罪の種類や軽重に関わらず、一度でも「逮捕歴」や「前科」がつくと、世間からは犯罪者として厳しい目で見られ続けるのが現実です。
まず逮捕されただけでは推定無罪であり、起訴されて有罪判決が確定しない限りは前科はつきませんし、逮捕歴だけなら一定期間で消去されるので本人や家族に心理的苦痛を伴うことはあまりないと思います。問題は前科ですが、前科前歴は公開情報ではありません。自分から告白しない限りは、相手に犯罪歴を知られることなく、そこまで大きな社会的影響はないでしょう。一方でテレビや新聞等で名前が出るような犯罪を犯した場合は、記事がネット上に残るため名前を検索すると過去の犯罪歴を知られてしまいます。この場合の影響は大きく、再就職を困難にすると思います。
✅ 2. 就職活動における採用調査、結婚時の身辺調査、アパートの入居審査、銀行ローンの利用など、人生の節目で過去の「犯罪歴・逮捕歴」が発覚することは、どのような致命的な不利益をもたらすと思いますか?
前科前歴は公開情報ではないため、警察のデータベースにアクセスできない一般の人は他人の犯罪歴を知ることはできません。賃貸住宅の契約や就職の面接などで、自分から犯罪歴を告白しない限りは、何ら不利益はないでしょう。ただ、本人が過去を隠したまま社会生活を送ることで、強いストレスがかかり、精神的に病むかもしれません。また過去の犯罪がマスコミで報道された重大な事件の場合、企業の採用担当者がネット検索などで調べて過去の犯罪歴が知られてしまうことはありえます。
🏘️ 3. 法的な刑罰を受け、罪を償い終えた後(あるいは不起訴になった後)であっても、インターネット上には実名入りの逮捕記事や掲示板の書き込みが半永久的に残り続けます。
ネット上に実名の記事が残る、デジタルタトゥーは問題で、過去に犯罪を犯した人が罪を償って社会復帰する障害になります。しかし、それは本人が犯罪を犯したからであり、自業自得と言えます。刑期を終えて出所した、あるいは執行猶予期間が終わったからといって、それだけで罪を完全に償ったとは言えません。特に被害者が居る場合は、賠償や謝罪を行う必要があり、犯罪の規模によりますが贖罪は一生続く場合もあります。例えそうであっても本人がその現実と向き合って生きていくしかありません。
💪 4. 過去に過ちを犯した人が社会復帰を目指す際、ネット上の情報が原因で就職先が見つからず、経済的に困窮して再び犯罪に手を染めてしまう(再犯)ケースも少なくありません。
確かに再就職できずに困窮して再犯し、また刑務所に戻ってしまうようでは、治安が保てませんし、何のために刑罰を科したのか分からなくなります。一方で犯罪を犯した人物と関わりたくない、受け入れられないという人たちの気持ちも分かります。企業にとっても犯罪を犯すような人を雇うことはリスクでしょう。本当に心から反省して罪を償った人にはチャンスを与えるべきでしょう。
🌐 5. 罪を償い、更生して真面目に生活している人が、過去の清算として専門家に依頼し、ネット上の記事削除や検索結果の非表示化(逆SEOなど)を行うことについてどう思いますか?
専門家に頼んで、ネット上の記事を削除したり検索結果を非表示にしてもらうことがもし可能であれば、本人の社会復帰のために行っても良いと思います。ただ本当に記事の削除などが認められるかどうか、このあたりの権利関係は複雑であり、実現性には疑問があります。犯罪者が厳しい目で見られるのは当然のことであり、ただ過去の記事を削除したり、検索に出なくすれば、自分の犯罪歴を知られずに安心して生きていけるという安易な考えでは、本当に反省しているとは言えないでしょう。

コメント