犯罪歴ある人が就職活動で「できること」と「できないこと」を正しく理解する
相談を受けていると、「過去を完全になかったことにしたい」というお気持ちを耳にすることがあります。
そのお気持ちは理解できます。
就職活動で何度も不採用が続けば、「せめてネットの記事だけでも消えてほしい」と考えるのは自然なことです。
しかし、ここでも現実を正しく理解することが大切です。
例えば、
- すべてのネット記事が削除できるわけではありません。
- 犯罪歴そのものを消すことはできません。
- 企業に採用を義務付けることもできません。
一方で、できることもあります。
例えば、一定の条件を満たす記事については削除請求が認められる可能性があります。また、検索結果への対応や、風評被害への適切な対策によって、状況が改善するケースもあります。
大切なのは、「何ができるのか」「何が法律上難しいのか」を正しく理解したうえで、一つずつ対応していくことです。
私は、耳触りの良いことだけをお伝えするのではなく、現実的に可能なことと難しいことを誠実にお伝えすることが、専門家の役割だと考えています。
一人で悩み続けないという選択肢
就職の悩みは、とても孤独です。
家族にも話せない。
友人にも相談しづらい。
面接で断られるたびに、自分自身を否定されたような気持ちになることもあるでしょう。
しかし、その原因が本当に犯罪歴だけなのかは、冷静に整理してみなければ分かりません。
応募先の業界との相性。
職務経験。
履歴書の書き方。
面接での受け答え。
ネット上の情報。
さまざまな要素が重なっている場合も少なくありません。
だからこそ、一人で結論を出さず、状況を客観的に整理することも大切です。
このサイトは「答え」を押し付ける場所ではありません
私は、「こうすれば必ず採用されます」と言うことはできません。
それは現実ではないからです。
また、「社会が間違っている」と一方的に言うつもりもありません。
企業には企業の責任があります。
被害者には被害者の苦しみがあります。
そして、社会復帰を目指す方にも、それぞれの事情があります。
だからこそ、このサイトでは、それぞれの立場をできる限り丁寧に考え、社会の本音や現実をお伝えしています。
知らないまま行動するよりも、現実を知ったうえで行動する方が、結果としてより良い選択につながると私は考えています。
無料相談について
もし現在、
- ネット上に逮捕記事が残っている
- 就職活動への影響が心配
- 削除できる可能性があるのか知りたい
- 何から始めればよいか分からない
という状況であれば、一人で抱え込まずにご相談ください。
状況によっては、法的な対応が可能な場合もありますし、反対に難しいケースもあります。
だからこそ、まずは現状を正確に把握することが大切です。
私たちは、できることだけをお約束します。
できないことまで「できます」とは申し上げません。
その姿勢こそが、長年この仕事を続けてきた中で最も大切にしていることです。
社会復帰は、一日で実現するものではありません。
しかし、正しい知識を持ち、一つひとつ誠実に積み重ねていけば、未来は少しずつ変わっていきます。
このサイトが、その第一歩となれば幸いです。


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