名前を検索すると、ニュースサイトの記事ではなく、まとめサイトのページが上に出てくる。開いてみると、当時の記事の文章がそのまま貼りつけられ、その下にたくさんのコメントが並んでいる。
中には、事実と違うことや、会ったこともない人が想像で書いたような内容もある。読むたびに、胸が締めつけられる。
「元の記事よりも、こちらのほうがつらい」。そう感じている方は、少なくないのではないでしょうか。
見知らぬ人の言葉が、ずっと残り続けるつらさ
報道記事には、少なくとも事実として報じられた内容が書かれています。けれども、掲示板やまとめサイトには、それに尾ひれのついた言葉が重なっていることがあります。
「こんな人だったに違いない」「家族も同じだろう」。そうした言葉を目にするたびに、自分だけでなく、家族まで傷つけられているように感じる方もいます。
言い返すこともできず、ただ読むことしかできない。その無力感は、周りの人にはなかなか伝わりません。
転載に悩んでいる人は、たくさんいます
ニュース記事がまとめサイトや掲示板に転載されることは、決して珍しくありません。事件の大小にかかわらず、転載が起きることもあります。
そして、元の記事が消えたあとも、転載されたページだけが長く残る。これは、多くの方が直面している悩みです。
一般の人は、転載や書き込みをどう見ているのか
「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」のアンケートでは、ネットに記事や書き込みが残り続けることについて、一般の方に意見を聞いています。
情報の拡散スピードは速く、たとえ軽微な事件であっても、掲示板やまとめサイトで誇張され、半永久的に残り続けます。
(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)
「誇張され、残り続ける」。この回答は、転載に悩む方の実感をそのまま言葉にしています。
こうした状況を問題だと感じている人がいる、ということは、覚えておいてよいことです。
事実は事実として残し、誹謗中傷や広がってしまった憶測や噂など、間違っている部分はきちんと削除できると良いと思います。
(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)
この回答者は、情報をすべて消すことには慎重な立場です。そのうえで、憶測や噂、誹謗中傷は削除されるべきだと考えています。
慎重な立場の人でも、「間違っている部分」は区別して考えている。だからこそ、残っている情報の中に、事実と違う内容が含まれていないかを確かめることには大きな意味があります。
罪を償い、真面目に生活している人が過去の情報整理を行うことは、逃げではなく再出発のための手段だと思います。
(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)
情報を整理することを、「逃げ」ではなく「再出発のための手段」と考える人もいます。
転載されたページを整理しようと考えることに、後ろめたさを感じすぎる必要はありません。
なぜ、転載は残りやすいのか
まとめサイトや掲示板は、ニュース記事の文章をコピーして掲載していることがあります。そのため、元の記事が削除されても、コピーされた文章は別のサイトに残ります。
また、転載されたページは、さらに別のサイトに転載されることもあります。こうして、同じ内容がいくつものサイトに広がっていきます。
運営者の連絡先が分かりにくいサイトや、海外のサーバーを使っているサイトもあり、確認に手間がかかることがあります。
さらに、ページそのものへの対応とは別に、検索結果にどう表示されるかという問題もあります。「ページ」と「検索結果」は、分けて考える必要があります。
よくあるケース
元の記事は消えたが、まとめサイトにだけ残っているケース
報道機関の記事はすでにないのに、まとめサイトに当時の文章がそのまま残っている状態です。サイトによっては、問い合わせフォームを設けているところもあります。
掲示板に、事実と違う書き込みが混ざっているケース
記事の転載に加えて、根拠のない憶測や、家族についての書き込みがある状態です。報道の内容と、それ以外の書き込みとを分けて整理することが大切です。
同じ内容が、いくつものサイトに広がっているケース
一つのページを確認しても、別のサイトに同じ内容が見つかる状態です。全体の数を把握することから始める必要があります。
いずれのケースも、対応するかどうかは各サイトの運営者や検索サービスが判断します。状況によって、できることは異なります。
よくあるご相談例
よく寄せられるご相談の流れを、一般化してご紹介します。
①相談前の不安
元の記事が消えて安心していたが、まとめサイトが検索結果の上位に出ていることに気づいた。コメント欄の内容を読むのがつらかった。
②ネット上に残っていた情報
当時の記事を転載したまとめサイトが2つと、名前と事件について書かれた掲示板のスレッドが1つ見つかった。事実と違う書き込みも含まれていた。
③確認・整理したこと
ページごとに、報道の転載部分と、それ以外の書き込みを分けて一覧にした。各サイトの運営者情報や、問い合わせ窓口の有無を確認した。
④その後の気持ち
「どこまでが報道で、どこからが憶測か」を整理できたことで、書き込みの言葉に振り回されにくくなった、という声がよく聞かれます。
何から始めればいいか
- 自分の名前で検索し、まとめサイトや掲示板のページのURLを書き出します。
- それぞれのページについて、報道記事の転載部分と、個人の書き込みの部分を分けてメモします。
- 事実と違う内容や、家族など自分以外の人についての書き込みがあれば、印をつけておきます。
- ページの画面を、日付がわかる形で保存しておきます。
- 各サイトに、運営者情報や問い合わせフォーム、削除依頼の窓口があるかを確認します。
- ページが多い場合や、どこから手をつけるか判断に迷うときは、専門家に状況を伝えて整理してもらう、という選び方もあります。
まとめサイトや掲示板を一つずつ開き、書き込みを読んで整理していく。それは、自分を傷つける言葉にもう一度向き合う作業でもあります。無理をして全部を一人で読む必要はありません。
ページの数がまだ分からない段階でも、書き込みを読み切れていない段階でも、相談はできます。相談したからといって、依頼を決める必要はありません。
見知らぬ人の言葉に、これからの生活まで左右されないように。確認の作業を、誰かと分け合うという選び方もあります。
ネット逮捕歴対策ZENのご紹介
ネットに残った過去で、人生が止まっていませんか?
「ネット逮捕歴対策ZEN」は、ネット上に残った過去の情報への対応をサポートするだけでなく、その先の再出発までを見すえた支援です。
風評対策歴約15年の経験をもとに、削除サポートとAI伴走で「社会復帰」まで一緒に考えていきます。
こんなお悩みはありませんか?
- 検索すると、自分の名前や過去の情報が出てくる
- 就職や転職で不利になっている
- 住宅契約やローン審査で、過去の情報が影響する
- このまま一生影響が続くのではと不安
一つでも当てはまるなら、それは一人で抱え込まなくていい悩みです。
社会復帰マニュアルを無料プレゼント中
無料相談された方へ、逮捕歴・犯罪歴がある方が再出発するためのガイド「社会復帰マニュアル」をお届けしています。社会復帰に役立つ支援情報をまとめたもので、補足内容もメールで随時ご案内します。
また、代表・横山直和はクチコミ・ネット評判に関する書籍もKindleで多数出版しています。
ご相談について
逮捕歴・犯罪歴・実名報道・不起訴処分などでお悩みの方へ。過去の記事や検索結果など、一人ひとりの状況を丁寧に伺ったうえで、対策をご提案します。
- ご相談は匿名OK・秘密厳守
- 検索結果への対策、削除・非表示のサポート
- 再発防止に向けたご提案
- プライバシーに配慮し、安心してご相談いただけます

