会社勤めのかたわら、得意なことを生かして副業を始めたい。いずれはフリーランスとして独立したい。
仕事を受けるための紹介ページを作ろうとして、手が止まりました。「本名を出したら、発注する人が検索するかもしれない」。
腕には自信があるのに、名前を出すことが怖くて一歩が踏み出せない。そんな状態が続いていないでしょうか。
名前で仕事をするほど、怖くなる
会社員なら会社の名前で仕事ができます。けれどフリーランスや副業では、自分の名前そのものが看板になります。
「実績を見てほしいのに、先に過去を見られてしまうかもしれない」。その不安から、本名を出さずに済む仕事ばかりを選んでしまう方もいます。
自分の力で稼ぎ、生活を立て直したい。その前向きな気持ちがあるからこそ、悩みも深くなるのです。
同じことで迷っている人はたくさんいます
働き方が多様になり、個人で仕事を受ける人は増えています。そのぶん、名前を出すことへの不安を抱える人も増えています。
「副業を始めたいが、名前を検索されるのが怖い」というご相談は、決して珍しくありません。
発注する側は、名前を検索して何を見る?
多くの場合、実績や評判を確かめるために検索します。そこで過去の記事が目に入ると、判断に影響することはあります。
「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」では、ネットに記事が残り続けることについて、一般の方に意見を聞いています。
そして就職活動では企業側がネット検索を行うことが一般的になっているため再出発の機会が奪われやすくなります。
(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)
検索することが当たり前になっている、という認識は、多くの人が持っています。発注する側も同じです。
法的に責任を果たしたにもかかわらず、検索すれば過去が容易に出てくる状況では、新しい環境で信頼を築くことが難しくなります。本人がどれだけ努力しても、過去の情報が先に評価されてしまうため、公平な再スタートが阻まれます。
(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)
「過去の情報が先に評価されてしまう」。これは、実績で勝負したいフリーランスにとって、まさに避けたい状態です。
だからこそ、発注する人の目に今何が映っているかを知ることが大切です。それは相談の中で一緒に確かめられます。
過去を消し去るのではなく、「今」を正しく評価してもらうための環境作りとして、逆SEOなどの手法はもっと一般的になっても良いはずです。
(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)
「今」を正しく評価してもらうための環境づくりを、前向きに考える人もいます。名前を出して働く前に相談することは、その一歩です。
検索に出る記事が削除や非表示になるかどうかは、掲載先や記事の内容、経過年数などで変わります。判断するのは各サイトや検索サービスですが、あなたの場合にどうなりそうかは、相談で一緒に確認できます。
名前を出して働くと、何が起きやすいのか
紹介ページやSNSで本名を出すと、その名前で検索する人が増えます。すると、昔の記事が目に入る機会も増えることになります。
「ペンネームや屋号で仕事をすればいいのでは」と考える方もいます。それも一つの方法ですが、契約や支払いの場面では本名が必要になることが多く、そこで検索される可能性は残ります。
「仕事の実績が増えれば、記事は下に埋もれるのでは」と期待する方もいます。そうなることもありますが、記事の載っている場所や内容によっては、上のほうに残り続けることもあります。
どこまで見えているのかを一人で判断しながら仕事を広げていくのは、本業以上に神経を使う作業です。
個人で働く方のご相談で多いケース
本名で検索すると、記事が上のほうに出る
発注する人が最初に検索したときに、目に入る可能性がある状態です。
屋号では出ないが、本名だと出てくる
契約の段階で本名を知られたときに、気づかれないか心配な状態です。
記事に、当時の職業が書かれている
今の仕事の分野と結びつけられないか、不安がある状態です。
いずれも、結果は記事の内容や各サイトの判断によって異なります。
個人で働く方から伺うご相談
これまでご相談をお受けしてきた中から、よくある流れを一般化してご紹介します。
①相談前の不安
副業を始めたいが、本名を出すと検索されるのが怖く、紹介ページを公開できずにいた。
②ネット上に残っていた情報
本名で検索すると、当時の記事を転載したページが表示されていた。
③相談の中で一緒に整理したこと
発注する人の目に触れそうな情報をこちらで整理し、仕事を始める時期に合わせた考え方をお伝えした。
④その後の気持ち
「何が見えるか」が分かったことで、名前を出して働くことに前向きになれた、という声がよく聞かれます。
相談後の流れ
- どんな働き方をしたいのか、何が不安なのかを伺います。匿名で大丈夫です。
- 発注する側が検索したときに見えそうな情報を、こちらで整理します。
- 働き始める時期もふまえて、対応の考え方をお伝えします。
- 依頼するかどうかは、説明を聞いてから決めていただけます。
名前を出すことに少しでもためらいがあるなら、それが相談を考えるタイミングです。
実績を積み上げたいときに、過去の記事のことで立ち止まり続けるのは、とてももったいないことです。そして一人で確かめ続けるのは、想像以上に疲れます。
働き方がまだ決まっていない段階でも、相談はできます。相談することと、依頼することは別です。
自分の名前で、胸を張って仕事を受けられるように。その準備を、一人で背負わなくていいのです。
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