自分の名前でSNSやブログを発信したいのに、過去が気になる方へ|発信する人の過去を、世間はどう見る? | 犯罪歴削除と社会復帰研究 リアルな本音100事例

自分の名前でSNSやブログを発信したいのに、過去が気になる方へ|発信する人の過去を、世間はどう見る?

仕事で身につけた知識や、これまでの経験を、誰かの役に立てたい。自分の名前で、SNSやブログで発信してみたいと思うようになりました。

けれど、プロフィールに本名を書こうとしたところで手が止まります。「この名前で検索されたら、あの記事が出てくる」。

伝えたいことがあるのに、名前を出す勇気が持てない。そんな状態が続いていないでしょうか。

発信したい気持ちと、知られたくない気持ち

発信すれば、多くの人に名前を知ってもらえます。それは同時に、多くの人に検索される可能性が高まるということでもあります。

「発信したことで、かえって過去が掘り返されたら」。その怖さから、匿名で発信するか、発信そのものを諦めるか迷っている方もいます。

誰かの役に立ちたいという気持ちは、今のあなたが前を向いている証拠です。

発信を前にためらう人は多い

SNSやブログ、本などで自分の名前を出して活動する人が増えています。そのぶん、過去の記事が気になって一歩を踏み出せない方も増えています。

「名前を出して活動したいが、過去が怖い」というご相談は、決して珍しくありません。

発信する人の過去を、世間はどう見る?

厳しく見る人もいます。発信の内容によっては、過去と結びつけて議論になることもあります。ただ、「今の自分」で評価されたいという思いを、正当だと考える人もいます。

「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」では、ネットの情報と更生について、一般の方に意見を聞いています。

なかには、もし過去の犯罪のことが判明して中傷を受けても、それを隠すよりこういったことをして反省をしている、という発信をする人もいますが、むしろそれが逆に肯定できる人と否定する人との間での争いが勃発し社会的な視点からデメリットになる場合もあります。

(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)

発信することで、かえって議論が起きてしまうこともある、という見方です。少し厳しく聞こえるかもしれませんが、社会が何を見ているかを知ることは、発信の準備として大切です。

ネット上の情報は事実かもしれませんが、それはあくまで過去の断片であり、その後の努力や変化は無視されています。

(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)

ネットの記事は「過去の断片」にすぎない、と考える人もいます。あなたがこれから発信したいのは、まさに「その後の努力や変化」のはずです。

専門家に依頼して情報の整理を行うことは、過去を隠蔽する行為ではなく、現在の自分に基づいて公平に評価されるための手段として必要であると考えられます。

(一般市民アンケートより/「犯罪歴と社会復帰研究 リアルな本音100事例」)

情報を整理することを、「現在の自分で公平に評価されるための手段」と見る人がいます。発信の前に相談することは、隠すことではありません。

名前を出したとき何が見えるのかは、相談の中で一緒に確かめられます。

記事が削除や非表示になるかどうかは、掲載先や経過年数、記事の内容などによって変わり、判断するのは各サイトや検索サービスです。発信を始める時期もふまえて、あなたの場合の見通しは相談で一緒に考えられます。

名前を出して発信すると、何が起きやすいのか

発信が広がると、あなたの名前を検索する人が増えます。すると、昔の記事が目に入る機会も増えます。

「発信を続ければ、自分の投稿のほうが上に出るのでは」と期待する方もいます。そうなることもありますが、記事の載っている場所によっては、簡単には順番が変わらないこともあります。

「過去を自分から発信したほうがいいのか」と迷う方もいます。人によって考え方は違いますが、何が見えているかを知ったうえで判断するほうが、後悔が少なくなります。

発信の内容を考えながら、過去の記事のことまで一人で抱えるのは、とても大きな負担です。

発信を考えている方のご相談で多いケース

本名で検索すると、記事が上に出る

発信を見た人が検索したときに、目に入る可能性がある状態です。

発信したい分野と、記事の内容が近い

発信と過去が結びつけられないか、心配な状態です。

本の出版や講演の話がある

名前が大きく出る前に、状況を知っておきたい状態です。

いずれも、結果は記事の内容や各サイトの判断によって異なります。

発信を考える方のご相談例

これまでご相談をお受けしてきた中から、よくある流れを一般化してご紹介します。

①相談前の不安
自分の経験を生かして発信したいが、本名を出すと昔の記事が見つかるのが怖かった。

②ネット上に残っていた情報
本名で検索すると、当時の記事と、それを引用したブログが表示されていた。

③相談の中で一緒に整理したこと
発信を見た人の目に触れそうな情報をこちらで整理し、発信を始める時期に合わせた考え方をお伝えした。

④その後の気持ち
見通しが立ったことで、発信の内容を考えることに集中できるようになった、という声がよく聞かれます。

発信の前に相談するときの流れ

  1. どんな発信をしたいのか、何が不安なのかを伺います。匿名でも構いません。
  2. 名前を出したときに見えそうな情報を、こちらで確認します。
  3. 発信の時期や内容もふまえて、対応の考え方をお伝えします。
  4. 依頼するかどうかは、説明を聞いてから決めていただけます。

プロフィールに名前を書く手が止まったなら、それが相談のタイミングです。

伝えたいことがあるのに、過去の記事のことで口を閉ざし続けるのは、とてももったいないことです。

何を発信するかまだ決まっていなくても、相談はできます。相談することと、依頼することは別です。

今のあなたの言葉で、誰かの役に立てるように。その一歩を、ひとりで踏み出さなくていいのです。

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